July 03, 2009

沖縄地料理 波照間

よく沖縄料理を食べに行く。どこでも同じものばかり頼んでしまうので、今日はあまり馴染みのないメニューに色々挑戦してみた。

チャンプルーも定番のゴーヤじゃなくてヘチマ。ヘチマなんて初めて食べたかも。しかもかなりの大切りで一瞬怯んだ。でもなかなか面白い味。普通にゴーヤの方が美味しいけどさ。

ラフテーと田芋のグラタン、あぐーのソーセージなんてのも食べてみた。沖縄料理は油が凄いね。最近かなり低カロリーな生活だから結構キたな。最後だけは、ノーマルにソーキソバ。

オリオンの生を置いてる店も珍しい。ナイス。
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July 02, 2009

抜けた

長かったけどトンネルを抜けた。これ以上の贅沢はいえない。感謝。あとは気合と根性。
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July 01, 2009

衣装



川崎へ。TORNADO MARTで今月の東阪ワンマンで着る衣装を購入。ラゾーナがセール?バーゲン?をやってて半額。僕は世のバーゲンの時期がいつなのか、皆目見当もつかない。今がそうなのね。普通に買うつもりだったから得した気分。

今年のアー写撮影時に借りた衣装を買おうと決めてて、残念ながら借りたドンピシャのモノはもうサイズがなかったんだけど、バージョン違いでナイスなのがあって即決。店に入って3分で会計。

アー写で着てるヤツは、ダブルの襟がポイント。買ったのは襟は普通だけど柄がよりナイス。ピンクでキラキラ光るのは一緒で、絶対ステージ栄えする。今日買ったのはシャツだけだけど、春に買ったままのボトムがあるのでそれをオロすつもり。刺繍が鬼熱し。

ステージではTORNADO MARTオンリーだし、同じのはせいぜい2回か多くても3回しか着ないからどんどん増える。捨てないし。普段用も少しあるから、トルの服だけで凄い数持ってるよ。衣装ケース3個分はあるかな?この川崎のショップでも随分買ってる。

僕がどんな格好で出てくるか楽しみにしてくれる人もいるだろうし。衣装買うの大好きなんだよね。戦闘服だから。

僕、普段は静かだし大人しい。だからステージを先に観た人に、バックステージや会場以外で会うと凄く驚かれる。全然違いますねって。当たり前だ。あんなんで24-7を生きてたら大変だよ。死んじゃう。

演技なんかしてないけど。変る。いつ変るかと言えば、衣装を着た時。衣装を着て、鏡の中の自分を見ながらコンセントレーションを高める。お前がお客さんを楽しませるんだぞ、と言い聞かせる。そうすると僕は普段の僕から、違う僕になるのだ。
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June 27, 2009

B.A.R. → Rehearsal

銀座アップルストアにてアコースティック・ライヴ。今日はユウジが連れて来たヤングなドラマー、セイジがパーカッションで参加してくれた。前からそうしたいという希望はあったんだけど打楽器を加える事ができて、ようやくアコースティックにも一つの形ができたかな。ナイスガイ。ライヴ中も終始ナイスな笑顔を浮かべていた。ああいう人に伝播する笑顔はいい。

基本的にこのアコースティック・ライヴは、まだSFを知らない人に知ってもらう機会を少しでも多く作るためにやっているんだけど。でも単に人数が減っただけ・・・本来13人なのに単純に3人になっちゃいました、ってんじゃしょうがないから。アコースティックならではの面白さだけでなく、本隊のステージでは観れないものもやっていくべきかな。悩み中。例えばカヴァーとか?でも聴いて欲しいのはSFの曲だしな。カヴァーを通じて興味を持って貰う、という考え方もあるか。色々思案中。

その後移動してスタジオ。

石川先生が不在なので。かつみちゃんの希望もあり、イメージを掴むために一箇所僕がシンバルロールを入れてみた!かつみモデルのスティックを借りて、ほんの1、2回やっただけだけど。テンポにあわせてロール入れてタイミングよくアクセントをヒットするのは難しい。でもデカい音でシンバル叩くのは気持ち良いな!
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June 26, 2009

R.I.P.

King Of Pop
Michael Jackson
Rest in Peace...

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June 25, 2009

残り半分

人生思うようにはいかないものだ。よくもまぁ、次から次へネタが尽きないと、呆れるのを通り越してシナリオライターに賛辞を送りたいくらい、問題とトラブルと困難と不運と試練が波状攻撃でやってくる。健全な精神を宿そうにも、身体は初期不良と欠陥だらけのポンコツ。

時々根を上げそうになるが、そんな中でも、差し伸べられる暖かい手。有り難い。その手の温もりが有り難い。否が応でも、自分は生かされている。自分で勝手に生きているのではない。僕は生かされている。

ここ最近、戦争関係、特にアウシュヴィッツ/太平洋戦争末期/特攻隊関連の本を読み漁り、それらを扱った映画や番組に夢中になっている。僕は右でも左でもない。日本人には日本人の歴史があり、アメリカ人にはアメリカ人の、ドイツ人にはドイツ人の、ユダヤ人にはユダヤ人の、朝鮮人には朝鮮人の真実がある。違う方向から見たグラスは、違う形にしか見えない。

神風特別攻撃隊・敷島隊隊長として、初めてアメリカ艦船に突入、戦死したとされる関行男海軍中佐が遺した言葉。


『僕には体当たりしなくても敵空母に50番(500kg爆弾)を命中させる自信がある。日本もおしまいだよ、僕のような優秀なパイロットを殺すなんてね。僕は天皇陛下のためとか日本帝国のためとかで行くんじゃないよ。KA(妻:海軍の隠語)を護るために行くんだ。最愛の者のために死ぬ。どうだ、すばらしいだろう。』


戦争に勝つため、でなく。負けると決まった戦争の負け方を変える為に、死ぬ事を目的に死ねと命ぜられて散っていった5000人もの若者の犠牲の上に、今日の我々の生活がある。

もし明日死ぬのなら、自分は今日何を為すべきか。そんな事を考える。あと一発しか撃てないのなら、何を撃つのか。

この世に生を受けただけでも有り難い。まして、好きな唄が唄える僥倖。

誰しもいずれは死ぬ。死ねば焼かれて煙と灰になる。煙は果てのない空へと登りやがて宇宙へと飛散する。灰は大地に積もり、土となり、石となり、川へと流れ、いつか海に還る。しかしこの宇宙を構成する微細なる分子が結集し、一個の人間を形作るのに、一体どれほどの奇跡の連なりが要されるのか。何億年に一度訪れるかどうかという幸運。だから、生を受けただけでも有り難い。


地獄に堕ちるものは十方世界の土のごとく。
人間に生まれるものは爪の上の土の如し。


人間に生まれない命の数は全ての世界の土ほどに多いのに、人間に生まれる命は、爪の上の土ほどに僅か。受け難い生を受けた者には、人間界において果たさねばならない天命がある。それを達成するために生まれて来た。だから人を殺めてはならない。だから死んではいけない。

人生、残り半分。まだまだ走れポンコツ。
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June 24, 2009

マーチャンダイズ

今のところ、7月場所で新発売するマーチャンダイズは3アイテム。随時並行して作業を進めているけれども、順調にデザインは終了。2つは無事入稿完了。

楽しい。やっぱり僕はモノ作りが好きなんだなぁ。決めるのは早い。これが良いと響けば、瞬時に心が決まるし、決めたら一切迷わない。この性格は、自分でも助かってる。

でも頭の中にあるモヤモヤとしたイメージに近づける作業が果てしなく長い。誰にも違いが分からない極微細な差であっても、納得が行くまで何度でも検討する。何度でもやり直す。

僕は余程の事がない限り必ず朝食は摂る。何度か書いた事がある、幼少期から食べ続けている同じ朝食。ハム&チーズ・トーストとコーヒー。ただ制作に夢中になると、陽が暮れ、夜になり、次の朝が来るまで夢中になってしまう。旨いコーヒーさえあればいい。

音楽もグッズ制作も同じだな。
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June 23, 2009

最近観た映画 DVD/BD編

順不同。


『俺は、君のためにこそ死ににいく』、『ウィッカーマン』、『リーサル・ウェポン』、『リーサル・ウェポン2』、『呪怨』、『呪怨2』、『ターミネーター』、『ターミネーター2』、『12人の怒れる男』、『大脱走』、『荒野の決闘』、『リベリオン 反逆者』、『300<スリーハンドレッド>』、『ナイト・ウォッチ』、『デイ・ウォッチ』、『デッド・サイレンス』、『デジャヴ』。


見直しが殆どだな。
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June 18, 2009

Saturday Night, Yokohama

一ヶ月ぶりのリハーサル。ザッと感触を確かめる、と言う感じかな。皆綺麗に色々忘れるし。でも手応えは悪くない。あとは次までに各自練習すりゃいい。笑。

昔は、バンドの音が良くも悪くも水物だった。良い方向に転がれば強力無比なグルーヴ・マシンと化すけれども、悪い方に行った日には目も当てられない。メンバーのメンタルが大きな要素で、毎日コロコロ変った。よく言えばスポンテイニアス。でも悪く言えば出たとこ勝負。何年も一緒にやっててこのチグハグ感は何なの?みたいな事が多々あった。

去年の春、サポートメンバーを加えた今の編成になって。スケジュールの都合で代役を立てる事もあるし、そうなると演ずる人間が違うのだから当然の事ながらグルーヴの質や、リズムの波動みたいなものは随時変化するけれども、なんというかバンド・サウンドの「根幹」は一切ブレなくなった。逐一言葉に現さずとも、積み上げてきた礎がバンドの底支えとしてある。厳然と。今はいつでも、This Is SpitFunkという誇らしい気持ちでステージに立てる。

SpitFunkのシンガーというポジションを務めるには、殆どマラソンに挑むような準備が必要。メンタル、フィジカル両方の追い込みがね。

例えるなら今日はやっと久しぶりのジョギングを開始した、ってとこかな。前回は自分自身のフィジカルヘルスがネガティブ要因になってしまったけど。同じ事は繰り返したくない。為し得る限り最前を尽くして、望み得る最高の状態で本番を迎えたい。誰にも言い訳したくない。

今週来週とアコースティック・ライヴです。今、凄くモチベーションが高い。唄いたいという渇望が湧き上がってきている。

フルバンドとは違う唄い方でやるつもり。本来13人でやってる事を3人でやってもしょうがない。全然違う物を提供するつもりだから。遊びに来てな。


『BTV Acoustic Rule』

日程 : 2009年6月20日(土)
会場 : 神奈川・横浜 HEY JOE
時間 : 開場 18:30 / 開演 19:30
料金 : 前売 \2,000 / 当日\2,500(飲食代別)

日程 : 2009年6月27日(土)
会場 : 東京・銀座 Apple Store, Ginza
時間 : 開場 - / 開演 17:00
料金 : 入場無料


申し込みメールアドレス
info@tortureride.net

『BTV Acoustic Rule』は、チケットの発券はありません。
予約ご希望の方は、お名前、公演日、枚数を
お忘れなくご記入の上、メールにてお申込み下さい。
ミュージックチャージは、当日清算となります。
尚、6/27は予約不要です。直接会場にお越し下さい。
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June 15, 2009

よし!

全日本プロレスで毎年春に行われている、上位レスラー総当りの過酷なリーグ戦。ある年、優勝候補筆頭の三沢は公式戦数試合を残して眼窩底骨折の大怪我。普通なら即入院。それ以上衝撃を与えたら失明の危険さえある。

ところが三沢は、社長馬場さんの欠場命令を頑として受け入れず、毛細血管の内出血で片目を真っ赤に充血させたままで残り数試合に出場し、誰にも文句を言わせない圧倒的な強さで優勝した。

何故そこまでするのですか、と問われて三沢が残した言葉。

「今は今しかないから。次に同じような状況になってもそれは今じゃないから。」

亡くなっても尚、僕は三沢光晴に励まされているな。僕もそういう男でありたいのだ。その為に僕は唄っているのだ。

僕の唄を楽しみに、僕らに会う日を楽しみにしてくれている人たちの為に、明日また元気に生きるぞ!
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June 14, 2009

Forever My Hero



メールチェックのついでに何気なくアクセスしたmixi。目に飛び込んできた右カラムのニュース欄。三沢光晴試合中に倒れ心肺停止・・・。気を失うかと思った。

何秒そうしていたのか。我に返り、震える手でトラックボールを回し、普段滅多に見る事のない2ちゃんねるで必死に情報を集める。広島。GHCタッグ選手権。齋藤彰俊のバックドロップを受け意識を失い、レフリーが試合を中止。涙が止まらない。

気持ちを落ち着けようと風呂に入り、とにかく祈る。馬場さん、まだ三沢を連れて行かないで下さい。

わずか一時間後、あっけなく流れた訃報。途方もない喪失感。溢れる涙が止まらない。家ではまず飲まない酒を飲み、ボトルを半分空にしても全く酔えない。

そんなに泣くほどプロレスが好きなんだ?と思うだろうけど。最近はテレビですら殆ど観なくなった。そういう意味では、ここ何年もファンとしては全くサポートしていなかった。でも僕にとって、90年代、全日本プロレス時代の三沢光晴は絶対的な存在。当時年間で40本は会場で観戦していた。あの頃の三沢を観ていない人に、どれだけ言葉を尽くしても、万分の一も理解できないだろう。

あの時代に三沢光晴が我々にみせてくれたものと言うのは、単なるリング上で行われるプロスポーツ=エンターテインメントという枠では到底収まらない。

男としてどう生きるべきか。プロとはどうあるべきか。人の上に立つ人間はどうあるべきか。音楽家である僕にとっても、その全ての目標であり、憧れであり、指針だった。三沢光晴という人はそういう人だった。

驕らず、飾らず、多くを語らない。全ては仕事の中身でみせる。筋を通さない輩は絶対に許さず、自分を慕う人間は最後まで見捨てない。どんな絶望的な状況でも弱音を吐かず、全てはファンの為にただ黙々と己のプライドが命ずるままに戦う。三沢光晴という人はそういう人だった。

今までの人生、一体何度、三沢に比べればこれくらい、と自分を奮い立たせてきたか。永遠に僕のヒーローであり、これからも目標であり続けると思う。どうぞゆっくり休んでください。ありがとうございました。ご冥福をお祈りします。

明日からまた楽しいブログを書きます。

今日だけ、すいません。

June 07, 2009

Gig Info

今月はアコースティック・ライヴが2本。SF名義ですが、3人編成です。

20日の横浜は60分たっぷり。仲良しのBEE!BANG!BOO!と2マン形式で賑やかにやります。どうせだからセッションしようと言ってるんだけど、このまま行くと相当ヤバい曲を歌わされそうな感じ。超レアと言うか、ありえない曲になりそう。これは絶対に観に(笑いに)来た方がいいね。笑。

27日の銀座は30分と短いけど、何せインストアなので無料!です。

どちらも多数のご来場お待ちしてますぜ。


『BTV Acoustic Rule』

日程 : 2009年6月20日(土)
会場 : 神奈川・横浜 HEY JOE
時間 : 開場 18:30 / 開演 19:30
料金 : 前売 \2,000 / 当日\2,500(飲食代別)

日程 : 2009年6月27日(土)
会場 : 東京・銀座 Apple Store, Ginza
時間 : 開場 - / 開演 17:00
料金 : 入場無料


申し込みメールアドレス
info@tortureride.net

『BTV Acoustic Rule』は、チケットの発券はありません。
予約ご希望の方は、お名前、公演日、枚数を
お忘れなくご記入の上、メールにてお申込み下さい。
ミュージックチャージは、当日清算となります。
尚、6/27は予約不要です。直接会場にお越し下さい。
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June 06, 2009

Today is a gift



生徒のライヴで超久々に弁天へ。主婦サークルで知り合い、その後サークル活動から離れて自分達で頑張っているという主婦6人のコーラス・グループ。丁度1年前から月イチでレッスンしていて、内容は都度ヴォイス・トレーニングだったり、歌のレッスンだったり。ここ数回はいかにしてライヴに臨むか、なんて内容。

それぞれ仕事と育児の狭間に時間を作ってよく頑張ってる。とても真面目。事務所の命令で嫌々レッスンを受けさせられてる若造や、他に行くところもないから親の金でとりあえず学校に来ている無気力な生徒なんかより、何倍も真面目。だからこそ僕も、ちょっとイジワル・・・なのかもしれないが、ずっと回り道を通らせている。

歌唱のメソッドを摘んで、コツみたいな部分だけ教えれば、もっと話は早かったりする。高い音が出るコツ。ピッチが安定するコツ、とか。でも、ある程度自分の唄と言うものを持ったシンガーがバランスを矯正する、のとは訳が違う。そういうショートカットは教えたくない。

唄とは、究極的には、いかに己に向きあって、己と言う人間の内面を人にさらす事ができるかと言う事。アートとはつまりそういう事だ。作品/表現に込められた魂の躍動が、触れた人の心を動かすから、アートは人の胸を打ち、揺さぶるのだ。嬉しい、悲しい、楽しい、悔しい。アートに込められたエモーションが、涙を流させるのだ。人はアートを通して、表現者の人間を見る。そこにはプロもアマもない。

ならば、まず己と言う人間に向き合い、己と言う人間を知る、そのプロセスを通らずして、どれだけ高い声が出ようが、ピッチが安定しようが、何の意味もない。

僕が彼女らに教える練習法はかなりシンドイ。グラスに数滴づつ水を垂らす様な地道な作業。練習自体に面白みはなく、むしろ肉体的な苦痛を伴う。でも修練とはそういうものだ。その苦痛を乗り越えた人間だけが、数ヵ月後、半年後、一年後に、なみなみと満杯の水を湛えたグラスを手に、その修練が本当に意味した物を知る事になる。

平たく言えば、僕は彼女らに「歌が上手くなる方法」を教えているのではない。「何故、貴方達は無理やり時間を捻出してまで唄う必要があるのですか?」という質問を逆に投げかけている。でもその中で彼女らは自分の人生を見つめ、応援してくれる家族と、共に頑張る仲間の存在を顧み、少しづつでも自分の唄と言うものに近づいている。その成長は僅かながらでもしっかりと、ステージの上に表れていたように思う。

もう一つ僕がいいなと思っているのは彼女らのグループ名。NO DAY BUT TODAY。あるのはただ今日という日だけ。名作ミュージカル『RENT』のキーワードともいえる言葉を彼女らはグループ名に冠している。彼女らに接して、僕自身も色々と気づかされる。

似たような言葉で、欧米では有名な言葉がある。

Alice Morse Earle(アリス・モース・アール)という人が、1902年に著した『Sun Dials And Roses Of Yesterday : Garden Delights』という本の中でこう書いた。


The clock is running
Make the most of today
Time waits for no man
Yesterday is history
Tomorrow is a mystery
Today is a gift
That's why it is called the present

時計の針は刻一刻と進む
今日を大切にしなさい
時は誰にも止められない
昨日は過去
明日は神秘
今日という日は贈り物
ゆえに、それをプレゼントと呼ぶ


英語では「現在」を「present」と呼ぶ。キリスト教的発想、と言ってしまえばその通りかもしれないけれど。でもここには素晴らしい人生のヒントがあると思う。今日という日は、得難い贈り物なのだ。

1回1回、どんな状況だろうと、自分の状態がどうだろうと、言い訳せずに、唄える幸せを噛み締めて持てる力の全てを注いで唄いたい。その為に日々、やれる限りの事をやり尽くしたい。

June 05, 2009

紙ジャケ SHM-CD / MARVIN GAYE "The 60's" Part.2



第1弾"The 60's"後編。最新の2009年版24bitリマスター音源を使用。

『How Sweet It Is To Be Loved By You』から10ヶ月、1965年11月にはまたもポピュラー・アルバム『A Tribute To The Great Nat "King" Cole』を発表。この年の2月に世を去ったナット・キング・コールを偲んでのトリビュート・アルバム。本人もやりたがったろうけど、やはりレーベル主導のビジネスかな。過去のポピュラー作とは違い、歌唱の端々にソウル流儀の熱さを滲ませている点が興味深い。

1966年5月、通産8作目、ソウル・アルバムとしては3作目となる『Moods Of Marvin Gaye』を発表。R&Bチャートで自身初の1位(総合チャート8位)を獲得した"I'll Be Doggone"他、全12曲中6曲が既発シングル。ヒット作になるべくして作られたアルバムで、R&Bチャート8位を記録。

汗迸る直情的な勢いではなく、クールなファンクネスが芯となり、押さえこんだヴァイヴがジワジワと熱を帯びていく。艶やかな歌唱にも円熟と凄みを感じさせ、楽曲の質/スタイルは『How Sweet It Is〜』から大きな飛躍はないものの、ソウルにポピュラーを取り込んだかのようなスケール感と洗練さえ感じさせる。非常に良質なソウル・アルバム。

オリジナルLP収録の12曲に加え、1994年の初CD化の際に追加されたシングルB面曲他、計3曲をボーナス収録。

『Moods Of Marvin Gaye』発売直後の1966年8月5日6日の2日間、マーヴィンはニューヨークの名門ナイトクラブCOPACABANAでライヴ・レコーディングを行う。その模様は翌1967年1月に『Marvin Gaye At The Copa』のタイトルで発表される予定だったが直前で発売中止。以来永らくお蔵入りしていた。2005年、MOTOWN傘下のHIP-O SELECT RECORDSからリリースされようやく陽の目を見る。一般的に発売中止の理由は、ソウルとポピュラーを行き来していたマーヴィンの方向性をソウル1本に絞る事をようやくベリー・ゴーディ・ジュニアが決めた為、と言われている。

『Marvin Gaye At The Copa』は今回の"The 60's"13タイトルのラインナップにも名を連ね、日本初CD化が決まっていたけれども、何故か発売延期になってしまった。是非問題をクリアして無事発売して欲しいものだ。

1966年8月にはKIM WESTONとのコンビで『Take Two』、1967年8月にはTAMMI TERRELLとのコンビで『United』とデュエット作を2作続けて発表。第4弾"The Duets"で復刻されるので割愛。

続くアルバムも名盤。ベテランとなったマーヴィンは充実作を連発。通産9作目は1968年8月、『In The Groove』のタイトルでリリースされると、リーダートラックでもなんでもない"I Heard It Through The Grapevine"がいつの間にか口コミで話題となり、全くのノープロモーションながらアメリカ全土のラジオ局で掛かりはじめるという現象が起きる。

11月、MOTOWNは"I Heard It 〜"をシングルカットし、さらにはアルバムもシングルにあわせてタイトルを変更し、ジャケを差し替えてしまう。"I Heard It 〜"は総合チャートで初の1位を獲得。アルバムも1位奪取こそは適わなかったものの、R&Bチャートで2位に食い込み、初のTOP3入りを果たす大ヒット作となる。

ミステリアスなムードを湛えた"I Heard It 〜"は、実はアルバム中では異色のムードの曲で、アルバム自体は前作とはうって変わって「これぞノーザン・ソウル!」という軽快でしなやかなデトロイト・ビートが強力に跳ねまくる痛快なファンク・アルバム。効果的に導入されるフルートの音色が象徴するような爽やかで溌剌とした雰囲気がナイス。大好き。



今回のリイシューでは、オリジナルの『In The Groove』のアートワークの他に、『I Heard It Through The Grapevine』とタイトル変更後のアートワークもデフジャケとして付属している。写真一番右のあるのは、シリーズ全作品に封入されているシリアル・ナンバー入りレーベル・カード。

1968年8月、『In The Groove』と同時発売でTAMMI TERRELLとのデュエット第2弾『You're All I Need』が発売される。割愛。

1969年4月、ソロ通産10作目『M.P.G.』をリリース。MOTOWNと言うレーベルの性質から当然予想されるように、成功作となった前作を踏襲した作品。怒涛のノーザン攻勢。しかし前作に満ち満ちていた煌めきは若干後退。アートワークの様な陰鬱とした気配を、どことなく感じさせる。この時期マーヴィンは最初の妻アンナとの関係が崩壊していた。そういった内なる悩みが作品に影を落としていた、というのが通説。

とはいえシングル・ヒットに引っ張られる形で、アルバムはR&Bチャートで初の1位を獲得。総合チャートでも初のTOP40入りを果たす。良曲沢山。充実しきりのマーヴィンの唄を満喫できる良作。アルバム・タイトルは、本名MARVIN PENTZ GAY Jrの頭文字。ジャケットのタイトルの手書き文字は、マーヴィン本人のもの。

1969年9月、TAMMI TERRELLとのデュエット最終作『Easy』をリリース。割愛。

1969年10月、ソロ通産11作目『That's The Way Love Is』を発売。前作に増して暗いアートワークが象徴的。人生に何にも問題なくてやる気に溢れてたら、自分の作品にこんなアートワーク使わないよね・・・。これは完全に破綻した自分の家庭生活を暗示している。しかもタイトルの意味は「恋とはそんなもの」。総じて評価は低く、実際作品としても散漫な印象はぬぐえない。

これがMOTOWNという巨大な音楽製造システムの中で、ある意味言いなりになって作った最後のアルバムとなる。この後マーヴィンはあらゆる意味で60年代の自分と決別し、全く異なるスタンスで音楽制作に臨み、そしてそのマーヴィンの挑戦が音楽制作のあり方そのものを根底から覆す事になる。

もう1タイトル。1964年発売の『Greatest Hits』と1967年発売の『Greatest Hits Vol.2』が2 in 1でリイシューされている。収録曲はディスク1枚にまとめられているものの、デフジャケとして『Vol. 2』のスリーヴも付属。それぞれ初回盤が復刻されている。



第1弾"The 60's"の13タイトル。60年代のソロ作品としては以上で全て。抜けなし。素晴らしい。

発売延期の『Marvin Gaye At The Copa』が、このままなし崩しで発売中止中止なんて事になりませんように。頼みますよ。

省略したデュエット物5タイトルはいずれ発売後に。


UNIVERSAL MUSIC
2009
(CD) UICY-94028 A Tribute To The Great Nat "King" Cole
(CD) UICY-94029 Moods Of Marvin Gaye
(CD) UICY-94031 I Heard It Through the Grapevine
(CD) UICY-94032 M.P.G.
(CD) UICY-94033 That's The Way Love Is
(CD) UICY-94034 Greatest Hits Vol.1&2
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June 04, 2009

紙ジャケ SHM-CD / MARVIN GAYE "The 60's" Part.1



UNIVERSAL MUSICによる、MOTOWN RECORDS設立50周年記念事業『MOTOWN 50』の日本独自企画。紙ジャケットSHM-CD仕様でのリイシュー。

以前、スティヴィー・ワンダーの60年代コレクションを紹介した。続いてはもう一枚の金看板、マーヴィン・ゲイ。

第1弾 "The 60's" 13タイトル
第2弾 "The 70's" 9タイトル
第3弾 "The 80s 90s" 5タイトル
第4弾 "The Duets" 6タイトル

4回に分けて計33タイトルを一挙リリース。いやー。これはヤバい。シリーズ統一規格として、アメリカ初回盤のスリーヴが忠実に復刻され、レーベル面をプリントしたシリアル・ナンバー入りのカードが封入されている。

まずは第1弾"The 60's"前編。全て最新の2009年版24bitリマスター音源を使用。

マーヴィン・ゲイは1957年、ドゥーワップ・グループTHE MARQUEESのメンバーとしてプロ・キャリアをスタート。THE MARQUEESは2枚のEPを発表している。その後THE MOONGLOWSに移籍し4枚のEPを発表。当時ドゥーワップは既に下火で、先を案じたマーヴィンはTHE MARQUEESのメンバー、ハーヴィ・フュークワを介してMOTOWN RECORDSの創始者ベリー・ゴーディ・ジュニアと知り合う機会を得る。

セッション・ドラマーとしてMOTOWN RECORDSとの契約を得たマーヴィン・ゲイは、直後にベリーの姉アンナと結婚。逆玉を狙ったかどうかは定かではないが、レーベル・オーナーの義兄という座に滑り込む。ベリーはマーヴィンの端正なアピアランスと洗練された歌唱に眼をつけ、ポピュラー・シンガーとして売り出す事を決定。

MG60111961年6月、MOTOWN RECORDS傘下のTAMLA RECORDSから、ポピュラー・スタンダード集『The Soulful Moods Of Marvin Gaye』でデビュー。

マーヴィン自身も生涯の憧れとして、フランク・シナトラ、ナット・キング・コールの名を挙げており、ポピュラー・シンガーとしての活動は本人の希望でもあったけれど、商業的には大惨敗。ベリー・ゴーディ・ジュニアは有無を言わさず方向転換を決定。

MG60121963年1月、マーヴィン初のソウル・アルバムとなるセカンド『That Stubborn Kinda Fellow』がリリースされると、シングルカットされたタイトル曲がR&Bチャート8位、総合チャート46位の大ヒットとなり、アルバムも好調なセールスを記録。内容的にも初期MOTOWN及びノーザン・ソウルを代表する紛れもない大傑作。清々しさすら漂わせた鮮烈でエネルギッシュなシャウトと、躍動感溢れるノーザン・ダンサーが最高のマッチング。必聴の大名盤。

"That Stubborn Kinda Fellow"に続き、"Hitch Hike"が12位(R&Bチャート)、"Pride And Joy"が2位と(R&Bチャート)と1枚のアルバムから3曲のシングルヒットに恵まれ、マーヴィンは一躍ソウル・スターの仲間入りを果たす。

MG60131963年9月、初のライヴ・アルバム『Marvin Gaye Recorded Live On Stage』をリリース。これはMOTOWNお得意のシリーズ作で、THE MIRACLES、THE MARVELETTES、MARY WELLSが同時期に同タイトル、同アートワークでライヴ・アルバムを出している。

日本初CD化。めでたい!というか世界初CD化のはず。クレジットは一切ないもののソースは複数の会場で収録されていると思われ、曲によって音像が全然違う。いずれもS/Nはあまりよろしくないし、ブツ切れお構い無し、今ではあり得ない凄まじく乱暴な編集に思わず仰け反る。

でもそんな事が気にならない位、封じ込められた熱気が凄まじい。のっけから観客の盛り上がりは最高潮。ジャズ・スタンダード"Days Of Wine And Roses"なんかも取り上げてはいるものの、激熱いパフォーマンスは紛れもなくソウル。ステージ恐怖症(正確には対人恐怖症)発症前のライヴ音源は稀少だし、何よりマーヴィンが心から楽しんで唄っている(と思える)ライヴ録音とは殆ど存在しないため、これは本当にナイスな記録といえる。やはりクレジットはないけれど、スタジオ・アルバム同様MARTHA & THE VANDELLASがコーラスでサポート。ゴキゲンです。当時の尺だから、全8曲26分54秒というのが物足りない気もするけど、この潔さがいいのかもな。

1964年4月、MARY WELLSとのデュエット・アルバム『Together』をリリース。今月末、コレクション第4弾"The Duets"として、マーヴィンのデュエット作品がまとめて復刻されるので割愛。

同じく1964年4月と11月に、『When I'm Alone I Cry』、『Hello Broadway』をリリース。前者はスローバラード集。後者はタイトル通り、ブロードウェイに縁のある曲を集めたもの。せっかくソウル・スターの地位を得たのだから、そのままソウル・アルバムを出せばいいのになぜか再びポピュラー・アルバム。しかも2枚続けて。売れて本人が発言権を得たのか。名前が浸透したところで今度こそポピュラーで稼ごうと、二兎を追うレーベルの思惑か。ま、その両方かな。

昔から、デビュー作を筆頭にマーヴィンの一連のポピュラー・アルバムは、ソウル・ファンから聴くに値しないと断罪されてきた。でもそもそもソウル・ファンの視点で、ジャズ作品を退屈と切り捨てるのはおかしい。

僕はポピュラーは嫌いじゃない。マーヴィンがあの声でポピュラーを歌っている事に価値を見出せる人は楽しめるはず。勿論、ソウルを唄うマーヴィンより良いとは夢にも思わないけれども。でも作品は十分沢山残してくれてるんだから、これはこれで楽しめばいいのにね。全くエキサイティングではないけど、やはり僕は好きだし、夜、1人で酒飲みながら聴くのは最高。

1965年1月、通産6作目にして待望のソウル・アルバム第2弾『How Sweet It Is To Be Loved By You』をリリース。当時はビッグ・スターが次々と輩出され、MOTOWNは絶頂期。このアルバムも『That Stubborn〜』に勝るとも劣らない大名盤。60年代のMOTOWN作品の常として玉石混合で楽曲クオリティにバラつきはあるものの、「宝」の輝きが実に素晴らしい。

『That Stubborn〜』で聴かせた滅多矢鱈なシャウトは押さえつつも、心浮き立つダンサー、メロウなスロー・ナンバーのどちらにも、見事なトーンで溶け込んでいく「ヴェルヴェット・ヴォイス」と称されたマーヴィンの声が非常にナイス過ぎる。アルバムはR&Bチャートで自身最高位の4位を記録。オリジナルLP収録の12曲に加え、1993年の初CD化の際に追加されたシングルB面曲他、計3曲をボーナス収録。


UNIVERSAL MUSIC
2009
(CD) UICY-94022 The Soulful Moods Of Marvin Gaye
(CD) UICY-94023 That Stubborn Kinda Fellow
(CD) UICY-94024 Marvin Gaye Recorded Live On Stage
(CD) UICY-94025 When I'm Alone I Cry
(CD) UICY-94026 Hello Broadway
(CD) UICY-94027 How Sweet It Is To Be Loved By You
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June 03, 2009

SpitFunk on YouTube!

10th Anniversary 1999-2009
『Decade Of The Groove』 volume one 東京公演より。






第二弾チケットも好評発売中!

10th Anniversary 1999-2009
『Decade Of The Groove』 volume two

日程 : 2009年7月11日(土)
会場 : 大阪・南堀江 knave
時間 : 開場 18:00 / 開演 18:30
料金 : 前売 \3,500 / 当日 \4,000 (ドリンク代別途)

日程 : 2009年7月25日(土)
会場 : 東京・渋谷 BOXX
時間 : 開場 17:30 / 開演 18:00
料金 : 前売 \4,000 / 当日 \4,500 (ドリンク代別途)

チケット販売
TORTURE RIDE On Line Music Store
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June 02, 2009

『サスペリア・テルザ 最後の魔女』

サスペリア・テルザ 最後の魔女』を観た。シアターN渋谷

イタリアン・ホラーの巨匠。ダリオ・アルジェント監督最新作にして、前作から27年のインターバルを経て発表された金看板「魔女3部作」完結編。2007年の制作で日本では2年遅れでようやく公開。首を長くして待っていたホラーマニアは狂気狂乱。

これはもう「観客を選ぶ映画」なんて生易しいもんじゃない。ハードコアなホラーマニア以外は鑑賞禁止。「ホラーファンのためのホラー映画」という前提がなければ、屑以下の駄目映画。普通の映画のつもりで観てしまったら、脚本、演技、編集、全てゴミ同然。一般人が観たら時間を返せと怒り出すはず。

でも、オフィシャルサイトに寄せられた、よしもとばななや綾辻行人らの熱烈なコメントが示す通り。アルジェント信者、ホラーマニアは熱狂の拍手を送るはず。最近SF内で流行っている言い回しを使うなら、「アルジェントの底力をみた」ってとこかな。

なぜか。これは僕の私視点だけども。ストーリーとか、人物描写とか、ドラマ構成なんてのは、どーでもいいわけだ。ホラーにおいては、そんなものは何の価値もない。映画としての完成度も、一切関係ない。

ホラーにおいて重要なのは、どういう画を描くか。一つのカットに込められた情念。そこに尽きる。

主演は娘、アーシア・アルジェント。イタリアのアカデミー賞といわれるデビッド・デ・ドナテッロ賞の最優秀女優賞を二度受賞している癖に、ものすげー大根女優。なんだけど、アルジェントはこの実の娘を、巨大な目玉がゴロゴロと浮かぶドロドロでヌタヌタな汚濁水の中を歩かせる訳だ。しかも頭からズブズブと汚水を浴びせかけながら。その馬鹿馬鹿しいまでの情念。それがホラーマニアの胸を打つ(もしくは爆笑を誘う)のだ。

その姿勢に、僕は非常に強い共感を覚える。何故そんな事をやる必要があるのか?理由など要らない。やりたい事があるからやる。描きたいものがあるから描く。それこそアートの根源でしょ。

SFの音楽を、僕は人に自信満々で聴かせるけれど。でも誰もが気に入る訳じゃない。

なんでこんなに情報詰め込まないといけないの?という事をのたまう人も少なからずいる。もっと装飾をそぎ落として、シンプルにしたらいいんじゃない?という事を言う人もいる。はっきり言うが、大きなお世話だ。僕はゴージャスで大仰で馬鹿馬鹿しいまでにドラマティックな音楽が好きで、そういう音楽を創りたいから創るのだ。

映画としての出来は酷いもんだけど、アートとしては最高。アルジェントは誰も追いつく事の出来ない孤高の頂にいる。表現者として、僕もそうありたい・・・

・・・とは言っても、僕自身は「作品のバランス」を無視したり、どうでもいいと思ってるわけではないけど・・・。

原題『The Mother of Tears』。92点(注:ホラーマニア限定評価。一般評価としては8点)。

 + + +

ちなみにこの「魔女3部作」は、売れれば何でもいいという日本の映画配給会社の低俗なる思惑のお陰で、少々ややこしい事になっている。

アルジェントは1977年に、監督通産第6作目となる『サスペリア』(原題『Suspiria』)を発表。

世はまさにオカルトブーム絶頂。『エクソシスト』(1973年)や『オーメン』(1976年)が世界中でウルトラ・メガ・ヒット作となっていた。その流れに乗って『サスペリア』も大・大成功。

残虐を極めるホラー描写が日本でも話題となり、「決して、一人では見ないでください」という名キャッチコピーも受け、爆発的なヒットを飛ばす。当時ザ・ドリフターズ(というより志村けん)がこのコピーをネタにしていたのを覚えている人も多いはず。

続いてプロデューサーとして関わったジョージ・A・ロメロ監督の『ゾンビ』も大ヒット。この2連勝で勢いづいたアルジェントは、20世紀フォックスから当時の金額で300万ドルという巨額の制作費を獲得。

1980年、『サスペリア』に続く「魔女3部作」第2作『インフェルノ』(原題『Inferno』)を発表。日本でも勿論公開されている。ストーリー自体に直接の連続性はないものの、「世界を支配する3人の強大な魔女」をテーマにした正当なる続編。

しかし。『サスペリア』の名前でもう一儲けしたい日本の配給会社、東宝東和はとんでもない事を思いつく。『サスペリア』よりも前、1975年に制作されたアルジェントの監督第5作『Profondo Rosso』(インターナショナル・タイトルは『Deep Red』)に、勝手に『サスペリア Part 2』の邦題をつけて公開してしまう。呆れるね。全く金さえ稼げば何をやってもいいのか・・・。

『サスペリア Part 2』(というか『Profondo Rosso』)は、ストーリーや世界観に関連性は全くないものの、耽美で陰惨なゴシック様式、ゴブリンによる重厚かつ荘厳なサウンドトラック等作品のタッチは『サスペリア』に近く(というよりそもそもこっちが先)、内容自体は「アルジェントの最高傑作」と評されるほどの名作。順調な興行成績を記録する。

つまり「魔女3部作」とは、『サスペリア』、『インフェルノ』、『サスペリア・テルザ 最後の魔女』の事であり、『サスペリア Part 2』はシリーズに無関係、と言う事。あー、ややこしい。

『サスペリア』、『サスペリア Part 2』のDVDがセットで販売されてたりもするから要注意。
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最近観た映画 DVD/BD編

順不同。

『ヒトラー〜最期の12日間〜』、『父親たちの星条旗』、『姿三四郎』、『パーフェクト・ストレンジャー』、『カンフー・パンダ』、『インクレディブル・ハルク』、『ダークシティ』、『ソウ5』、『バーバー』、『スピード・レーサー』、『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』、『ダークナイト』、『インサイド・マン 』、『トゥモロー・ワールド』。

『ソウ』シリーズも遂に息切れかー。『1』はウルトラ大傑作。『2』、
『3』もメチャクチャ良かった。『4』もなかなかだった。流石にもうこの辺が限界なのかな?『5』ではじめて、イマイチという観後感が残った・・・。
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June 01, 2009

『となり町戦争』



三崎亜記著『となり町戦争』読了。

ある日突然、町が公共事業として隣町と開戦。招集された主人公は、役場の女性職員と夫婦を装い、偵察業務として敵対町に間諜として潜入する。アイディアは素晴らしい。このプロットだけで僕は購入意欲100%。

ミサイルや銃弾が飛び交う訳でもなければ、轟音を立てて走り往く戦車の姿が見える訳でもない。普段と全く変わらぬ静かな生活の中、日々戦死者の数だけが役場から発表される。一体戦争はどこで起きているのか?これは現実なのか?

日本に住む我々は、1945年8月15日以降「平和な時代に生きている」と認識している。実際にはこの地球上で戦火が途絶えた事などないのに。「テレビの中の戦争」という言葉の通り、全ては対岸の火事。個人の日常と世界の実状の断絶。地球温暖化。ゴミ処理問題。エコ、エコと呟きながら油を垂れ流し、二酸化炭素と熱を吐き出す。

第17回小説すばる新人賞受賞。第133回直木賞候補。業界は大絶賛。五木寛之、井上ひさし、高橋源一郎ら大家が帯コメントでベタぼめ。その一方読者評は賛否両論。というより否が圧倒多数。

筆致は静謐で淡々。村上春樹を髣髴とさせる。最近の若い作家には珍しくない。考えさせられる事が沢山ありつつ、文章自体のメッセージ性は希薄。

シュール小説にありがちな主体性に欠ける主人公像。いかにも最近のアニメ/ゲームキャラ的「萌え」要素を多分に含んだヒロインの不自然な人物描写。状況説明がなされず、全てがファンタジーという名のファジーなヴェールに包まれ、読者を置き去りにしたまま主人公が勝手に自己を確立して完。ちょっと残念。

読んでストレスを感じる人の気持ちも判らないでもないけど、僕は嫌いじゃないな。
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May 31, 2009

YouTube

ここ半年くらいでYouTubeの画質が劇的に向上した。素材によって、エンコード時の音質劣化の具合にかなりバラつきが出るのは気にはなるけど。とりあえず今僕が必要な・・・オフィシャル・ブートレッグ映像とデモ音源の配信に用いるには十分なレベルかな。

以前は無条件にオーディオがモノ化されてしまったけれど、ステレオのまま配信できるようになったのも嬉しい。

TORTURE RIDE公式YouTubeチャンネル
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May 30, 2009

フラリト - 空色 (DEMO)

新録デモ第三弾。曲自体は古いけど今年の新録音。僕が一番好きな曲。唄うのは難しいけど、曲も詞も最高。




TORTURE RIDE公式YouTubeチャンネル
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May 29, 2009

New Merchandise



『Decade Of The Groove』7月場所に販売する新しいマーチャンダイズを検討中。

5月場所は4種類発売。なかなかバラエティに富んで楽しいラインナップになったと思う。当然、作りたいものが何でも作れる訳ではなくて。僕らの興行規模だと何千個も作れないし。常に価格と個数、何より僕らのファン層のニーズに合致するかどうか・・・要は皆が欲しいと思ってくれるかどうかが大事なので。

でも今回もイイカンジじゃないかな。僕の中では一応決定。是非是非お楽しみに。去年は全くマーチャンダイズを作らなかったんだけれども、今年は可能な限り沢山の種類を販売するつもり。全て初回限定だし再生産はできないので、迷わないでなくなる前にすぐ買ってね。

『Decade Of The Groove』はショウが始まる前から、物販で買い物も楽しんで貰えると思うので。お小遣い貯めておいて少し余分に持ってきてな!

それにしても、前回もそうだったんだけど・・・結構勘のいい人がいるんだよなー。掲示板やmixi等、一部のファンの人の希望(意見)を参考にする事はあってもそれに左右される事は基本的にないけど、決めてる事をズバリ当てられるとドキリとするな。

写真は僕の携帯。勿論ストラップつけてるぜ!
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May 28, 2009

『探偵ガリレオ』『予知夢』



ここ最近かなり本を読んでるので、また読書メモをつけてみるかな。一応ミステリ基本で。

東野圭吾著『探偵ガリレオ』『予知夢』読了。福山雅治主演で映像化されているあれ。でも僕は日本のテレビドラマは一切観ないので、そちらは全然分からない。

ドラマ人気で作品の知名度がグッと上がった一方、原作の評価自体は東野作品としてはさほど高くない。というより一般的には凡作と評されている。初出は『オール読物』。『探偵ガリレオ』は1996年、『予知夢』1998年の作品。どちらも短編を5編収録。

本質的にはこれはミステリではなくて科学小説。「どのような物理作用を用いて殺害したか」に重きが置かれており、キャラクター描写もトリックの謎解きも淡々と進んでいく。

でも残念ながら最近は腰をすえて本に向き合う時間もなかなか取れないので、読むのは殆ど移動中か時間調整の喫茶店。そんなシチュエーションにはぴったりかな。サクサク読み進められて軽快に楽しめる。
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May 27, 2009

NEW FLYER



『Decade Of The Groove』7月場所に向けて、着々と。セットリストも決定。色々な手続き関係も滞りなく済んだ。

新しいフライヤも無事入稿。「volume one」のフライヤと同じく108kgの王子未晒クラフト紙に印刷するので、実物は茶色でザラッとした感じになる。

デザイン的には、「volume one」のフライヤの裏面に使われていたアー写が、「volume two」のフライヤでは表面になる。そう。物語はTo Be Continuedという事なのだ。
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May 15, 2009

SpitFunk

10周年記念公演第一弾。大阪終了しました。今回もすげー盛り上がりでした。多くの人に愛されてると、本当に思ったな。

これまで何度も音楽の神様に助けられてきたけど、あの日、折れる寸前だった僕を助けてくれたのは神様ではなく間違いなくお客さんの声援でした。大阪で貰ったパワーを自分の力に変えて東京のお客さんにぶつけたい。

長くやる事を目的に10年やってきたわけじゃないし別に何も凄いどころか、よくもまぁ10年も無名のまま続けてると呆れる人の方が多いと思う。

でも唯一誇れる物があるとするならば、僕らは「本物のバンド」だと言う事。

よくセッションミュージシャンが年に1、2回集まってライヴやってそれでバンドとかいうけど僕に言わせればそんなのはバンドでもなんでもない。バンドとは共に時を過ごして、一緒に泣いて笑ってそれで始めてバンドになるのだ。

個性的な(と書いて頭がおかしい、と読む)人間が揃っているし、考え方や人間性の違いから来る問題は昔も今も多々多々多々多々ありすぎるほどあるけどそれでもバンドとして僕らが放出するエネルギーは大ホールを埋めるような売れてるバンド群と比べられても恥ずかしくない。

去年リズム隊を同時に失って、メンバー7人+サポート6人という新体制になったときにそこが崩れるのではないかという、心配は当然あった。

でもSFに新たに関わってくれた6人の新たな仲間のこちらの予想と要求をはるかに越えた献身と愛情には本当に驚くと共に自分で言うのも口幅ったいけれど彼らにそうまでさせる、SFと言うバンドの持つ「何か」に今更ながら驚かされた。だから再三、僕が今この13人でSFをやってます、と言うのはそこなのだ。それを皆に見せたい。

過去9年間、僕らはライヴが多かろうと少なかろうと、作品の発表があろうとなかろうと、ずっとスタジオで一緒に演奏し続けてきた。その事実が、間違いなく力となって僕らの中にあるし、その中で僕らが培ってきた物を、是非沢山の人に見てほしい。

東京公演は17日の日曜日。初挑戦。SHIBUYA BOXXです。是非観に来てください。


10th Anniversary 1999-2009
『Decade Of The Groove』 volume one

日程 : 2009年5月17日(日)
会場 : 東京・渋谷 BOXX
時間 : 開場 17:30 / 開演 18:00
料金 : 当日 \4,500(ドリンク代別)

[ 出演 ]
FUBI (Vocal) / KOJI (Guitar) / JP (Keyboard) / YUJI (Bass)
GONZA (Trumpet) / UGAMARI (Alto Saxophone)
MOE (Baritone Saxophone)
additional musicians ::
臼井かつみ (Drums) / 石川武 (Percussions)
上杉雄一 (Tenor Saxophone) / 勝部健太郎 (Trombone)
小林貴子 (Chorus) / 市橋ともみ (Chorus)
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May 07, 2009

雨の『茨木音楽祭』

僕らは朝には現地入り。9年ぶりに大阪でリハーサル・スタジオに入った。念には念を入れてセットリストを二回し。こんなに準備して臨んだのに。生憎の雨。降ったり止んだり・・・。

とりあえず中止の連絡がない以上、やってるはず。ドキドキしながら機材車で会場へ。音楽が聴こえてくる。やってるらしい。ホッとしたのも束の間、会場について思わず溜息が出た。広い会場、立派なステージの前に散在するあまりにささやかな観客。

イベントが進行する毎にどんどん人波が引き、観客数が目に見えて減っていく。それはそうだ。あまりに寒い。光弘のバンドが終わり、セッティング開始。いったん晴れたのに、嘲笑うような本降り。それまでのパラパラの小雨とは全く違う、演奏を聴くどころか、普通に家に帰りたいくらいのひどい雨。バンド史上初、雨の中での演奏。

機材トラブル。本来15分で終わらせるはずのセッティングは一向に進まず。19:00演奏開始のはずが、結局音が出たのは19:35。

僕らがセッティングを始めた時点では会場は相当閑散としていたと思う。でも今回もまた、暗くなる中人は少しずつ増えて、最終的にはどれくらいいたんだろう。過去9回参加した『高槻ジャズストリート』とは勿論比べるべくもないけど、ステージ前に驚く位の人が詰め掛けてくれた。

BGMもいつのまにか消え、なにもない中皆じっと一時間近くも、雨の中で待っててくれた。寒いよね。寒いに決まってる。

晴れてさえいれば大盛況だったろうに。このイベントの為に注がれたスタッフの労力や、費やされた予算の回収の事を考えたら他人事ではいられない。でも僕らにできる事はスタッフや参加者が「イベントに関わってよかった」と思えるような演奏をする事だけ。熱い演奏を期待されて、是非にとわざわざ東京から呼ばれて来たのだから。

僕らの演奏開始と同時に、皆傘を捨てて立ち上がって、ズブ濡れになって踊ってくれた。モニターがほとんど役に立たないのはいつもの事。雨に直撃されながら歌う事であんなに負荷が掛るとは思わなかったけど、でも不思議とキツイとは思わなかったな。

毎回毎回。高槻に来る度に忘れられない体験をさせて貰って。高槻でやれる場所がなくなって。今後も、基本的には高槻に参加する事はまずない。またこんな気持ちが味わえるとは思わなかったな。一生記憶に残る光景のひとつになった。

生きて好きな事が出来ているだけでもありがたい。僕如きが清志郎さんの分までなんて口が裂けても言えないけど。有難いという言葉を噛みしめる。

『人の生を享くるは難く 
やがて死すべきもの 
今いのちあるは 
有り難し』

今生きている我々は、数え切れない偶然の重なりと無数の先祖の計らいで生を受けたのだから、尊い命に感謝して、精一杯生きよう。

その通りだな。僕を支えてくれる全ての人に感謝して一生懸命唄わなきゃ。
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March 26, 2009

紙ジャケ SHM-CD / WHITESNAKE (Part 2)



WHITESNAKEがアメリカ進出後に発表した3タイトルが紙ジャケSHM-CD化。THE GEFFEN YEARSと題され、日本独自の24BITリマスタリングが行われている。リマスタリング・エンジニアはUNIVERSL MUSIC STUDIOの滝口氏。E式シングルジャケットで、インナースリーヴ再現に加え、アナログLPのレーベル部分をプリントしたカードがシリアル・ナンバー入りで封入されている。

イギリスでチャート1位を獲得し、欧州と日本でスターと呼ばれる座についても、依然アメリカでは何も起きていないに等しかった。マイナー・レーベルからの配給だった為、アルバムが店に並ぶ事すらなくツアー日程だけがどんどん過酷になりメンバーは不満を募らせていく。結局カヴァデールは全てを捨ててアメリカへ渡り、念願だったアメリカでのメジャー・ディールを獲得。GEFFEN RECORDSより、スタジオ6作目『Slide It In』(1984年)をリリース。

レコーディング・ラインナップはカヴァデール以下、ミッキー・ムーディー、メル・ギャレー、コリン・ホッジキンソン、ジョン・ロード、コージー・パウエル。GEFFEN RECORDSとの契約はカヴァデール個人の物だったため、他のメンバーは実質的にサイドメンとなっていた。そして前作同様アルバム発売前に人事異動が起こり、ホッジキンソンが解雇され、ニール・マーレイが復帰。ムーディが脱退し、元THIN LIZZYのジョン・サイクスが加入する。

アルバムはイギリス及び日本では1984年1月に発売されたものの、GEFFEN RECORDSはこのままではアメリカでは売れないと判断。発売を見合わせ、カヴァデールに修正を指示。サイクスとマーレイが前任者の演奏を差し替えるという異例のリテイクが行われ、アメリカでのみ別ミックスが1984年5月に発売された。

UKミックスではまだ幾分残されていたブルーズ・フィーリングや叙情性は殆ど一掃。代わりに強烈に歪んだサイクスのメタリックなギターサウンドとパウエルのハイパワー/ハイインパクトなドラミングが全面に押し出され、当時大きなムーブメントとなりつつあったヘヴィメタルに一気に踏み込んだ内容となっている。また先行シングル"Guilty Of Love"、"Give Me More Time"といったハードポップ寸前のキャッチーなナンバーも、完全にアメリカのマーケットを睨んで書かれた物。

今回のリイシューではそのアメリカン・ミックス・ヴァージョンが採用されている。このアルバムに関しては単なるミックス違いというレベルでは収まらない殆ど別の作品になってしまっているので、可能ならば2枚組にして両方を収録して欲しかった。また僕の認識では、オールドファンの多くはオリジナルのUKミックスの方を好んでいると思うのだけども・・・。

翌1985年9月、カヴァデールはスタジオ通産7作目となる新作のレコーディングを開始。ラインナップは、サイクス、マーレイ、エインズレー・ダンバー、ドン・エイリー。『Saints & Sinners』に収録されていた"Crying In The Rain"と"Here I Go Again"のリメイクの他、カヴァデール/サイクスのコンビでの書下ろしが7曲収められ、カヴァデールのファースト・ソロ・アルバムと同じく『Whitesnake』(1987年)と題された。

楽曲のクオリティは最高。演奏も素晴らしい。「ブルーズ・ロック・バンドだったWHITESNAKEとは完全に別のバンドになった」という点以外、何も文句のつけようのない殆ど完璧なヘヴィメタル・アルバムとなる。サウンド・プロダクションは多分に「80年代的」であり、今聴くとオーバー・プロデュースが耳障りにすら感じるが、当時としては間違いなくこれが最新かつ望み得る最も豪華な音だった。

しかしアルバムが完成すると、3作連続で発売前にメンバーチェンジが断行される。今回は功労者サイクスを含むメンバー全員を解雇。そして新たに契約した大手マネージメントの強大な政治力と豊富な資金力を背景に、元DIOのヴィヴィアン・キャンベル、元VANDENBERGのエイドリアン・ヴァンデンバーグ、元OZZY OSBOURNE BANDのルディ・サーゾ、トミー・アルドリッヂという強力なスター勢を一挙に獲得。綺羅星の如きスーパーバンドを編成すると、ビデオクリップでアテブリさせ(唯一ヴァンデンバーグは、アルバムにゲスト参加し"Here I Go Again"のソロを弾いていた)、そのラインナップでワールドツアーを敢行。

カヴァデール本人も何度目かの整形と徹底的な肉体改造を行い、黒髪をブロンドに脱色し、当時のトレンドだったヒラヒラの華美な衣装に身を包み、なりふり構わぬ姿勢でアメリカ制覇に乗り出す。

ファースト・シングルの"Still Of The Night"はチャートにかすりもしなかったものの、セカンド・シングルの"Here I Go Again"が爆発的なヒット。

実はこの大ヒットした"Here I Go Again"のシングル・ヴァージョンは、『Whitesnake』アルバムに収録されている音源ではない。アルバム完成後にさらにリテイクした第3のバージョンで、産業ロック的な甘いキーボードが思い切りフィーチャーされ、もはやブルーズは欠片も残っていない。レコーディング・メンバーはアルバムとは全く異なり、HEARTのデニス・カーマッシとマーク・アンデス、スタジオ・ミュージシャンとして後に大成功するダン・ハフ、アラン・パクスワ、ビル・クオモ、という面々。

ビデオ・クリップはアルバムの音源で作られていたからややこしい。

つまり、ラジオで掛かりまくるシングル・ヴァージョンは、スタジオ・ミュージシャン連中を起用して録った音源。そしてMTVで朝から晩まで何度も流れるビデオクリップでは、発売前にクビになったメンバーの演奏(アルバム音源)に合わせて、ツアー要員として雇われたスター連中がアテブリしている、というのが当時のWHITESNAKEの状況だった。

もはやバンドでもなんでもないが、その甲斐あって"Here I Go Again"は1987年10月に見事ビルボード・チャートで1位を獲得。続く"Is This Love"も全米2位の大ヒット。MTVブームの波にガッチリ乗った『Whitesnake』アルバムは最終的に全世界累計で1000万枚を越えるウルトラ・メガ・ヒット作となり、WHITESNAKEは遂に世界を手中に収める。

その後ヴァンデンバーグはカヴァデールと親交を深め、単なる雇われの立場を越えてソングライティング・パートナーの地位を獲得。しかし不幸にもレコーディング開始直前に腱鞘炎を患いギターを弾くことが不可能となり、加えてカヴァデールがセカンド・ギタリストのキャンベルを解雇した為にギタリスト不在の事態となる。そこでカヴァデールはDAVID LEE ROTH BANDでの活躍で一躍ギターヒーローとなっていたスティーヴ・ヴァイを口説き落とし、加入させる。

ヴァンデンバーグが書いた楽曲を、ツインギター編成を想定してヴァイが1人で弾く、という極めて変則的な状況化でレコーディングが行われ、スタジオ通産8作目にしてラストアルバムとなる『Slip Of The Tongue』(1989年)がリリースされる。前作に引き続きセルフカヴァーとして取り上げられた"Fool For Your Loving"は39位と振るわなかったものの、アルバムは10位まで上昇し好調なセールスを記録。

しかし大方の予想通り、フラッシーを極めるヴァイの超絶テクニカル変態ギターが目一杯詰め込まれたエキセントリックなハイパー・ソニック・サウンドに、『Whitesnake』を受け入れたファンの多くも拒絶反応を示し、バンド史上最大の問題作として物議を醸す事になる。1989年当時、ヘヴィメタル・シーンに吹き荒れていたブルーズ回帰ムーブメントの真逆をいく方向性で、カヴァデールも本来のソウルフルな持ち味を出すことなくほぼシャウト一辺倒。特に日本ではかなり攻撃の対象になった・・・。

僕個人はというと、実はこれも大好き。

既にWHITESNAKEという名前の別のバンドだと割り切っていたので、そこにブルーズがあろうとなかろうと、カヴァデールとヴァイが作った完璧なメタル・アルバムとして純粋に楽しめた。蟻の這い出る隙間もないほど緻密に構築されたプロダクションの密閉感をトゥー・マッチと感じる人の気持ちも判るけれど、ALCATRAZZの『Disturbing The Peace』が大好きな僕にすれば、これはカンペキ。間違いなく最初から最後まで聴き所満載の傑作ですよ。

結局全部褒めてるな・・・。まぁ好きだからしょうがないか。もう一回書くけど、WHITESNAKEに駄作なし。これ間違いない。

治療を終えたヴァンデンバーグが復帰し、翌1990年ヴァイとのツインギター編成で『Slip Of The Tongue』に伴う大規模なワールドツアーを行い大成功を収めると、生涯の夢であったジミー・ペイジとのプロジェクト結成の為に、カヴァデールは一旦WHITESNAKEを解散させる事になる。


UNIVERSAL MUSIC
2008
(CD) UICY-93463 Slide It In
(CD) UICY-93464 Whitesnake
(CD) UICY-93465 Slip Of The Tongue
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March 25, 2009

紙ジャケ SHM-CD / WHITESNAKE (Part 1)



昨年、僕が大好きなWHITESNAKEの作品群が、二度に分けて紙ジャケSHM-CD化された。

まずは1978年〜1982年まで、WHITESNAKEがイギリスのバンドだった時代、そして伝統的なブルーズ・ロック・バンドだった時代にリリースされたスタジオ5作とライヴ2作を紹介。ロンドンのABBEY ROAD STUDIOSにおいて、シニア・リマスタリング・エンジニア、ピーター・ミュウの手によってリマスタリングされた現行最新マスター(2006年〜2007年)を使用。アートワークはUK盤E式のレプリカで、ジャケットの紙質やインナースリーヴも可能な限り忠実に復刻されている。非常に素晴らしい出来。1999年にPOLYDOR RECORDS(当時)からリリースされた最初の紙ジャケを持っている人も、これは買い直さないと駄目です。

デヴィッド・カヴァデールは1976年にDEEP PURPLEを脱退。『Whitesnake』(1977年)、『Northwinds』(1978年)と、念願だったソロ・アルバムを2枚立て続けに発表。セールス面では惨敗したものの、EMI/LIBERTYとの契約を獲得。『Northwinds』から3ヵ月後、ファースト・ソロのタイトルを冠したDAVID COVERDALE'S WHITESNAKE名義で、4曲入りEP『Snakebite』(1978年)をリリース。そしてほどなくバンド名をシンプルにWHITESNAKEとし、正式なデビューアルバムである『Trouble』(1978年)を発表。

ルーツ・ミュージックからの影響を強く感じさせる地味でドライな作風ながら、ソウルフルなカヴァデールのヴォーカルを堪能できる。まだこの時点では実質的にはカヴァデールのソロ・プロジェクトだった。ラインナップは、ミッキー・ムーディ、バーニー・マースデン、ニール・マーレイ、デイヴィッド・ドウル、そしてDEEP PURPLEの同僚だったジョン・ロード。

ボーナス・トラックとして『Snakebite』の4曲が丸ごと収録されている。

尚、『Snakebite』はオランダでは、『Northwinds』からの4曲を加えた8曲入りのLPとして発売された。後年『Snakebite』がアメリカでCD化された際に何故かそのフォーマットが採用されてしまった為、欧米では『Snakebite』をファースト、『Trouble』をセカンドとカウントする表記も見受けられるが、それは誤り。

同ラインナップで制作されたセカンド・アルバム『Lovehunter』(1979年)は、曲によっては幾分ポップさを増しつつ、ブルーズ・フィーリングたっぷりにドライヴする佳作。バンドとしての説得力が生まれ、タイトル・トラックの好セールスに引っ張られる形でアルバム自体もUKチャートの29位に食い込む健闘を見せ、初のヒット作となる。悪趣味極まるアートワークは、カヴァデールの歌詞を「女性蔑視的」と批判した批評家を「さらに怒らせる為に」敢えて採用したもの。

ボーナス・トラックとしてイギリスの国営放送BBC RADIO 1で放送されたラジオ音源を4曲収録。録音されたのは1979年3月29日。

『Lovehunter』完成直後にドウルが脱退し、イアン・ペイスが合流。元DEEP PURPLEのスター・プレイヤーが3人揃い、いよいよワールドクラスと呼ぶに相応しい陣容を整えて発表したのがサード・アルバム『Ready an' Willing』(1980年)。前作とは違う意味でアートワークは最悪。しかし内容は抜群。間違いなく英国時代/6人編成時代の最高傑作で、ブルーズ・ロックの一つの究極と言っても過言ではない。オープニングを飾る"Fool For Your Loving"が大ヒットを記録し、バンドの全キャリアを通じての代表曲となる。アルバムもUKチャートで6位を記録。名曲が目白押し。ツインギターとハードなオルガンが縦横無尽に駆け巡るタフでガッツィなロック・サウンドの中に叙情性が滲み、カヴァデールのヴォーカルも最高潮。文句なし。

ボーナス・トラックとして、アウトテイク1曲と、『READING FESTIVAL '79』(1979年8月26日)でのライヴ4曲を収録。

そして脂の乗りまくっていたバンドは、ロックの殿堂HAMMERSMITH ODEONにおいて収録された傑作ライヴ・アルバム『Live... In The Heart Of The City』(1980年)を発表。強靭なリズム隊の放つ説得力が圧倒的!手に汗握るエネルギー感と憂いが交錯するブルーズかく在るべしという名盤で、観客の熱気も素晴らしい。『Ready an' Willing』を越えるヒットとなり、UKチャートで5位を記録する。

しかしこれもアートワークは最低・・・。なんですか。このダサいイラストは。というか、基本的にイギリス時代のWHITESNAKEのアートワークは全て酷い・・・情けない。

実はWHITESNAKEは『Ready an' Willing』発売直前に、『Live At Hammersmith』と題された6曲入りライヴ・ミニ・アルバムを日本限定でリリースしていた。ライヴバンドたるWHITESNAKEの魅力を伝えたいという日本のPOLYDOR RECORDSの企画/出資によって制作されたもので、その名の通りこれもHAMMERSMITH ODEONでの録音。内容は悪くないものの、1978年11月23日の録音と言う事でドラムはドウル。聴き比べてしまうとドラマーの力量差は歴然。



今回のリイシューにあたり、『Live At Hammersmith』がそのままボーナス・ディスクとしてカップリング。2 in 1スタイルではなく、それぞれ独立したスリーヴに収められ、『Live At Hammersmith』は日本盤がオリジナルであると言う観点からA式ジャケットに日本初回発売時の帯が添付し、当時のインナー及び付録ステッカーまでミニチュア化されている。お見事。

そして前作と同じラインナップで4作目『Come an' Get It』(1981年)を発表。ブルーズ・ロック・バンドとしてのWHITESNAKEは絶頂期を迎える。名曲"Don't Break My Heart Again"がスマッシュヒットし、遂にチャート1位を獲得。アルバムも自身最高の2位を記録。全体では即効性の高いシングル的楽曲が減りさらに地味になった印象はあるものの、その分ベテランにしか為しえない枯れた渋みを増した濃厚な古典的ハードロックの傑作。

残念ながらボーナス・トラックはイマイチ。ラフ・ミックスとヴォーカルをオミットしたバッキング・トラックが計6曲も入っているけれど、全く有り難味のないシロモノ。他になかったのかね。

いぶし銀の内容とは正反対に、アートワークは悪趣味全快。白蛇の舌が女性器になっているという最低の悪ふざけ。欧米では当然即発禁。問題部分が修正された。そのままで発売されたのは日本のみ。まぁそもそもWHITESNAKEというバンド名そのものが、カヴァデールが自慢にしている巨根の事なので、今更何をかいわんや・・・ではあるけれども。

『Come an' Get It』のヒットである程度の成功を収めた頃から、メンバー間に少しづつ確執が生まれていく。1年に2枚アルバムを出すのが当たり前の当時のスパンからすると異例と言える2年にも及ぶ製作期間中にラインナップは次々に変更。マースデンが解雇され、ムーディが一度脱退後復帰。ペイスが脱退。後任として元TRAPEZEのメル・ギャレーと元RAINBOWのコージー・パウエルが加入すると、コージーと合わないと言う理由でマーレイが解雇され、コリン・ホッジキンソンが加入する。

再三発売延期を繰り返し、スタジオ5作目『Saints & Sinners』(1982年)をようやく発売。しかし殆どのトラックがバンドを去った3人を含むラインナップで録音されていた為、裏ジャケットにはカヴァデール1人の写真だけが掲載され、レコーディング・ラインナップはどこにも記載されなかった。このアルバムから、事実上WHITESNAKEはバンドから再びカヴァデールのソロ・プロジェクトに戻る事になる。

当時日本では混迷化するバンドの状況と照らし合わせて問題作として扱われ、評価も芳しくなかった。最近では徐々に再評価されている。後にリメイクされて大ヒットする事になる"Crying In The Rain"、"Here I Go Again"の2大名曲を筆頭に、実は楽曲粒そろい。WHITESNAKEに駄作なし、と僕は断言する。当時カヴァデールは最初の妻との関係が崩壊し、愛娘が重病を患い、さらにはマネージメントとも深刻な問題を抱えていた。その現実の苦悩と痛みが、カヴァデールのディープな歌唱に更なる深みを与えていたのかもしれない。

ボーナス・トラックとして、別テイクのヴォーカル・トラックを載せたモニター・ミックス2曲と、未完成の未発表曲(バッキング・トラックのみ)を収録。

この後カヴァデールは、少なからぬ違約金を支払い、またWHITESNAKEの活動で生じた多額の負債を個人で引き受ける事を条件に長年のビジネス・パートナーであったマネージメントと手を切り、新天地アメリカに活路を見出す事になる。


UNIVERSAL MUSIC
2008
(CD) UICY-93737 Trouble
(CD) UICY-93738 Lovehunter
(CD) UICY-93739 Ready an' Willing
(CD) UICY-93740/1 Live...In The Heart Of The City
(CD) UICY-93742 Come an' Get It
(CD) UICY-93743 Saints & Sinners
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March 23, 2009

仙台 3

zao13

帰りはガラガラのMAXやまびこ号の2階で帰京。オシマイ。
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仙台 2

zao12

居酒屋、地雷也。看板メニューらしい若鶏の半羽焼きを頼んでみる。本当に鶏が半分に割られて、炭の上で焼かれていた。すげーインパクト。皮のパリパリ感と柔らかい肉のコントラストがかなりいい塩梅。
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仙台 1

zao11

所要にて帰りは仙台経由。

仙台には2004年にSFで2回来た。ライヴと、NHK特番への出演。それ以来だから4年半ぶり。その前に来たのは全てプロレス観戦。

ひょうたん揚げというのも食べてみた。かまぼこ屋さんが作っていて、アメリカンドッグのソーセージの代わりにカマボコが入っている。ソースもただのケチャップではなくてちょっと辛い。なかなか旨し。プラプラと歩いて定禅寺通りまで足を伸ばしてみた。

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蔵王 10

zao10

最終日。すっかり天候は回復。しかし風が相当に強い。成田では大変な事故があった。こっちでも凄い。

午後まで滑っても良かったんだけれど、予定通り滑らずに移動。来年も一回くらいは滑りたいな。
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March 22, 2009

蔵王 9

zao09

晩飯。写真に入りきらない。ステーキ、酢豚、刺身という和洋中折衷。一体何から食えばいいのか・・・。この他に蕎麦もあり・・・。昨日は満室だったらしいけれど、日曜の夜と言う事で大分人も引き。温泉も静かでした。

持ってきた本を読み切ってしまったので、めずらしくテレビを眺める。東京にいる時はまず観ないけれど、なんとなく観始めたフジテレビの特番ドラマが割と面白くて最後まで観てしまった。『黒部の太陽』。やはり歴史モノ、史実モノは好きだな。

『黒部の太陽』は石原裕次郎が人生を賭けて製作した昭和の大傑作映画のリメイク。とはいいつつ、僕も裕次郎のオリジナルを観た事はない。なぜなら複雑な権利問題で一度もビデオ化されていないから。いつか観てみたい。

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蔵王 8

zao08

あまりに雨が酷くてたびたび休憩。ゲレ食のメニューもかなり立派だった。カツカレー旨かったな。

日が翳り始めた頃、やっと天候が落ち着いて、風は強いものの雨が上がってくれた。当然雪は多分に水を吸っているものの、陽が出なかったお陰で昨日よりむしろまし。最後の一時間くらいはそれなりに滑れたかな。
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蔵王 7

zao07

2日目。

朝食は到って普通のビュッフェ。思い切り満腹になってしまった。

昨日はなかなか穏やかな晴天だったのに、今日はうって変わって荒れ模様。しかも微妙に気温が高くて雪ならまだしも雨になってしまった。

ゲレンデに出て数本滑ったところで降り始め、しばらくすると土砂降り。風もかなり出ている。全身ズブ濡れで、グローブの中まで浸水。滑るにはかなり厳しい状況。

午後、強風の為山頂のコースが閉鎖になり、徐々にコースが閉じられていく。行く先々で追い立てられるように移動を余儀なくされ、滑っていると言うよりただコースを移動しているだけの時間が長かったな。
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【 SpitFunk 】
10th Anniversary 1999-2009
『Decade Of The Groove』
:: volume two ::

2009年7月25日(土)
東京・渋谷 BOXX
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【 SpitFunk 】
10th Anniversary 1999-2009
『Decade Of The Groove』
:: volume two ::

2009年7月11日(土)
大阪・南堀江 knave
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Chapter Zero
KIM KYUNG HO
『Chapter Zero』
Album (5 trax)
Apr.10,2009
BIT
BICD-22002 / ¥2,200(税込)
Tr1,4 : 作詞

BROTHERHOOD
SpitFunk 
『BROTHERHOOD』
3rd Album (11 trax)
Apr.25,2008
TORTURE RIDE
TCCR-1004 / ¥2,900(税込)

THE IDOLM@STER Master Artist 09 萩原雪歩
『THE IDOLM@STER
Master Artist 09 萩原雪歩』

Album (15 trax)
Oct.03,2007
COLUMBIA MUSIC
ENTERTAINMENT
COCX-34395 / ¥2,300(税込)
Tr1 : 作詞

Clover
VENUS 『Clover』
配信限定 (4 trax)
Sep.05,2007
VICTOR ENTERTAINMENT
VEAML-21506 / ¥600(税込)
サウンド・プロデュース
Tr1 : 作詞 / 作曲
Tr2 : 作詞 / 作曲 / Cho
Tr3 : Choアレンジ / Cho

Clover
VENUS
『VENUS 〜私の真実の愛〜』
DVD (4 trax)
Jul.15,2007
E-NET FRONTIER
ENFD-5054 / ¥3,990(税込)
サウンド・プロデュース
Tr1,3 : 作詞 / 作曲 / Cho
Tr2 : 作詞 / 作曲
Tr4 : Choアレンジ / Cho

My True Love
VENUS 『My True Love』
配信限定 (1 track)
Feb.14,2007
VICTOR ENTERTAINMENT
VE2ML-13680 / ¥200(税込)
サウンド・プロデュース
作詞 / 作曲 / Cho

Gratitude
SpitFunk 『Gratitude』
Maxi Single (3 trax)
Apr.14,2006
TORTURE RIDE
TRCP-1002 / ¥1,000(税込)

逢いたい
ORCA FANG 『逢いたい』
Maxi Single (4 trax)
Feb.01,2006
BLOW WIND RECORDS
BWCA-1087 / ¥1,050(税込)
Tr1,2,3,4 : Cho

Brass Paradise!
『Brass Paradise!』
V.A. (15 trax)
Dec.16,2004
VICTOR ENTERTAINMENT
VICP-62959 / ¥2,520(税込)

Will
SpitFunk 『Will』
2nd Album (11 trax)
Jun.19,2004
FESTA TRYSTAR
FTCR-1025 / ¥2,500(税込)

Taste Of Love
SpitFunk 『Taste Of Love』
Single (2 trax)
Apr.24,2004
FESTA TRYSTAR
TRY-C042 / ¥500(税込)

Delights
SpitFunk 『Delights』
1st Album (7 trax)
Apr.02,2003
FESTA TRYSTAR
DDCY-1002 / ¥2,300(税込)
: : PROFILE : :
遠藤フビト
東京都出身。10歳から14歳までをニューヨークで過ごし、その間ヴォイス・トレーニングを受け本格的なヴォーカル・テクニックを学ぶ。15歳から音楽活動を開始。SpitFunkのリーダーとして、大半の楽曲の作曲と全ての作詞を手掛ける。近年は作詞家、音楽プロデューサーとして様々な音楽制作に携わっている。